行政からのお知らせです

県下における昨年の特殊詐欺被害については、認知件数1,224件、被害額約21.9億円と過去最多を記録し本年(7月末現在)においても、認知件数712件、被害額約11億円と高水準で推移し、深刻な状況にあります。

最近では、「息子」だけではなく、女性の声で「娘」を騙る特殊詐欺(オレオレ詐欺)も発生しています。 その多くは、県内に所在する特定の「公立高校」の卒業生宅に対するもので、当時の卒業生名簿が悪用されている可能性があり、今後はさらに他の高校等の卒業生名簿が悪用される可能性もあります。 一度、御実家にお住まいの御両親に対して、特殊詐欺の被害に遭わないように、注意喚起をお願いします。

また、特殊詐欺被害の多くは、自宅の固定電話への1本の電話から始まっていますので、固定電話の防犯対策は、特殊詐欺被害を防止する上で非常に有効です。 令和6年度は、兵庫県の各市町(新温泉町を除く。)において、県内に居住する65歳以上の方を対象に1万円を上限として、自動録音電話機等の購入補助事業を行っております。つきましては、各事業所の皆様に再度周知し、御自身や御家族に同補助事業を活用するなど特殊詐欺への防犯意識の向上を図っていただきますよう、お願い申し上げます。

購入補助事業について、詳しく知りたい方は兵庫県のホームページをご確認ください。

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf13/tokusagi.html